粉末加工事業で受託に使用している「造粒機」「殺菌機」は弊社オリジナルの装置です。
鍵庄では、これらの装置を受託加工に使用するだけではなく、機械販売も行っています。
食品、樹脂加工、穀物、化粧品、医薬品メーカー等
幅広い分野で導入いただいています。
弊社が開発したMGS造粒装置は、過熱蒸気を利用して造粒を行う「蒸気造粒装置」です
- 現在の主流である流動層造粒に比べ、短時間で造粒が可能。
- 同能力の流動層造粒機と比べ省スペース
- 流動層造粒とそん色のない溶解性の顆粒
- 洗浄も容易で水張洗浄やCIP洗浄に対応可能
- 12型および120型のテスト機を常設し、様々なテストが可能です。
ラインナップ
お問合せから納品までの流れ
蒸気造粒とは、“過熱蒸気”を利用して造粒を行う弊社オリジナルの超短時間造粒法です。
- 缶内に投入された原料と“過熱蒸気”を精密に混合することで、原料の品温をムラなく
均一に上昇させることができます。 - 品温が上がることで、原料表面が溶解して作用する「溶解造粒」と、
過熱蒸気に含まれる微量な水分による「湿式造粒」のダブル効果で顆粒が形成されます。 - 過熱蒸気の粒子は大変細かいため、微細な造粒物が形成されます。
- ハイパワーなエネルギーを持つ“過熱蒸気”を利用することで短時間で品温が上昇し、短時間造粒を
実現します。 - 「ドライな蒸気」と言われる“過熱蒸気”の影響で、付与される水分はごくわずかですので、乾燥工程を
大幅に削減できます。
- 過熱蒸気は、蒸気をさらに加熱して作成するハイエネルギーな熱源です。
- 熱風と比較してカロリーは8~10倍!
- 通常の蒸気と同じ体積の過熱蒸気は低水分で「ドライな蒸気」と呼ばれています。
- 極めて酸素濃度が少なく、酸化を押さえた処理が可能。
- 170℃を超える過熱蒸気は、乾いた熱風より乾燥効率が良くなることが知られています。(乾燥逆転)
- 焙煎
- 過熱蒸気を利用した「蒸気焙煎」では、水分子の充満した缶内で焙煎を行えるため、酸素濃度が極端に低く酸化を押さえた処理が可能です。
また、熱風式などに比べ栄養素が残りやすいとも言われています。また、弊社装置では、粒状だけでなく粉末状でも焙煎可能なため、ムラのない処理が可能です。
- 表面付着物質の分離
- 過熱蒸気が復元し乾燥する力を利用し、製品の表面に付着している物質や匂いなどを分離させることも可能です。
この作用を利用して、「穀物の農薬成分の低減」や「脱臭」に利用されています。
過熱蒸気を利用した短時間殺菌が可能です。
- 専用トレーに乗せられた粉粒体を過熱蒸気が包み込むことにより比較的短時間で殺菌処理が行えます。
- 処理する圧力や温度、時間といったパラメータを任意に設定することが可能で多種多様な原料を処理することが可能です。
- 原料と装置が接触している箇所が少ないのでコンタミの可能性がほとんどなく、また品種の切り替えが非常に簡単に行え、小ロット多品種生産に優れた対応力を発揮します。
- 原料が静置された状態で処理を行うため、湿熱等で糊化するような原料にも対応が可能です。
- 設置面積が非常に少ないコンパクト設計です。
PR殺菌装置
- ・食品メーカー・・・・・・・根菜類・増粘多糖類など
- ・健康食品メーカー・・・エキスパウダーなど
- ・化粧品メーカー・・・・・白色原料など
- ・医薬品メーカー・・・・・セルロース系原料など